エプソムカレッジ・マレーシア校に行ってみた 広大なキャンバスで伝統的な英国教育を

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右が今回説明してくれたマーケティング・コンサルタントのゲイリー・フー氏。左はマーケティング&国際関係ディレクターのネオ・スーン・ケン氏

広大な敷地に寮生活、英国での長い伝統のある分校、というと、ジョホールバルに2013年に開校して話題になった、マルボロカレッジを想起させる。

「実際、私たちとマルボロカレッジは非常に近い考え方と持っていると思います。場所がジョホールバルと、クアラルンプールと違います」とフー氏。

アジアの子どもたちの学びの場として

入学テストは英語、算数、IQそして面接が必要になる。日本人が入学するとなるとどうしても英語が問題になるが、英語へのサポートはあるのだろうか「英語に弱い生徒を助けるためのELSのようなものは設置していませんが、必要に応じて教師がサポートします。入学には基本的な英語力は必要でABCから学びたいというお子さんには難しいです。実際に英語がほとんどできず、1年目のテストでは不合格だったのですが、その後、自分で英語を勉強した上で再度受験し、現在当校で学んでいる子がいます」

通いの生徒の中には遠くクアラルンプールから毎日通学する子どももいるという。「アジア中からの子どもたちが集まる日を夢見ています」とフー氏は締めくくってくれた。

野本 響子 ジャーナリスト

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のもと きょうこ / Kyoko Nomoto

東京都立青山高校、早稲田大学法学部卒業。安田火災海上保険(現損保ジャパン)を経てアスキー入社。『MAC POWER』(アスキー)、『ASAHIパソコン』『アサヒカメラ』(朝日新聞出版)の編集者を経て現在フリー。『僕がアップルで学んだこと』『企業が『帝国化』する』(ともに松井博著/アスキー新書)編集。著書に『いいね!フェイスブック』(朝日新聞出版)、『マレーシアの学校の○と× アジア子連れ教育移住の第一歩』(Kindle)ほか。1990年代半ば、仲良くなったマレーシア人家族との出会いをきっかけに、マレーシアの子育てに興味を持ち、現在クアラルンプール郊外に長期滞在中。趣味はオーケストラでの楽器演奏。

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