「ロコ・ソラーレ4人組」の心に響きまくる16名言 北京オリンピック銀メダルに繋がった人間力

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○帰国後のリモート会見で
藤澤五月選手「ここまで来るまでに、コロナ禍ということもあったので、日本のチームにたくさん練習試合をしてもらって、日本のすべてのカーリングのチームで勝ち取った、ここまで成長させてくれた銀メダルでもあるので」「正直私たちのチームが(北京オリンピックに)行ってなかったとしても、今回の結果が得られたかもしれないですし、それ以上の結果が出たかもしれない。それくらい日本のレベルがすごく上がってきています」

感謝だけでなく謙虚さを感じさせる言葉であり、日本中のチームを喜ばせたのではないでしょうか。「自分たちだけでなく、ともに成長していく中で力をつけていこう」「自分たちだけでは強くなれない」という姿勢を感じさせます。

○帰国後のリモート会見で
吉田知那美選手「平昌オリンピックでメダルを獲ってから『トップアスリートがこうあるべき』とか、『らしくしなきゃいけないのかな』と悩んだ時もあったんですけど、いちばん私たちが強いときは私たちらしく氷で楽しんでるときに大きな結果がついてきたので自然体でそのままやっています」
「『より速く、より高く、より強く』をモットーとするオリンピックですけど、『より弱く、よりカッコ悪く、よりダサく』ても、チームとしてやりたいカーリング、プレーを突き詰めればメダルを手にすることができるんだなという。今は『いったい何が起こったんだろう』といううれしい気持ちと『不思議な17日間だったな』という気持ちです」

闇雲に進化を求めるのではなく、結果が出たときの姿に回帰することを選択。彼女たちが「私たちらしい姿のまま成熟していく」ことを選んだ様子がうかがえます。また、やりたいプレーを突き詰めた結果、銀メダルを得たという成功体験を次につなげようという姿勢も感じさせます。

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