人生うまくいかない人は「自己表現力」が足りない IQとEQに次ぐ重要な「第3の知性」とは何か

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ここには、私たち日本人への大きな警告とヒントがあります。

日本は集団主義文化です。主張しないことを美徳としてきた伝統があります。学校教育でも、話す力を重視してきませんでした。アメリカでは小学生も授業でプレゼンをするのに、日本人は大人になってから初めて経験し、苦労しています。

PQテストでわかる自己表現力指数

自己表現力は、「AS自己表現力診断テストR(PQテストR)」で測定し、次の16の能力を測ることができます。

・自己表現の4つの基礎力……言語力、表情力、動作力、声(周辺言語力)
・自己表現の12の応用力……印象力、コミュニケーション力、スピーチ力、プレゼン力、リーダーシップ力、傾聴力、アサーション力(自己肯定・他者肯定力)、ストレス対処力、レジリエンス(再起力)、楽観力、フロー力、NLP力(神経言語プログラミング力)

これとは違う次元の能力として、今の時代に不可欠なオンライン力があります。

PQテストで、16のそれぞれの能力を測り、全国平均と比較することもできます。

『成功はPQで決まる』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします)

さらに、パフォーマンス心理学では、成功と幸せのピークパフォーマンスへの道は「自己発見」「自己強化」「自己表現」の3ステップで構成されています。16の能力はすべてこれらの3ステップに配属されています。

そしてこの構造はすでに40年以上にわたり、首相経験者を含む50名以上の政治家、医師、弁護士、教師、ビジネスマン、自衛隊幹部など合計4万人を研修し、それぞれのビジネスの成功やコミュニケーション力の向上の実績を上げて実証してきた成果であり、私の190冊を超える単行本でもお知らせしています。

「PQ」を理解し、使いこなす旅をあなたとご一緒できることはすばらしい喜びです。どうぞあなたの大きな「自分資産」が生まれますように。

佐藤綾子

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長野県生まれ。信州大学教育学部卒。ニューヨーク大学大学院パフォーマンス研究科卒(MA)。上智大学大学院英米文学研究科卒(MA)、同博士課程修了。立正大学大学院心理学専攻、博士(パフォーマンス学・心理学)。日本大学藝術学部教授を経て、ハリウッド大学院大学教授、(社)パフォーマンス教育協会理事長、(株) 国際パフォーマンス研究所 代表。

自己表現力養成セミナー「佐藤綾子のパフォーマンス学講座」主宰。パフォーマンス心理学の第一人者として、累計4万人のビジネスリーダー、国会議員等のスピーチ指導を行う。著書に『自分をどう表現するか』(講談社現代新書)など。単著単行本は196冊。著作累計324万部(2022年現在)

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