豊かな感性を養う「自ら選ぶ力」を身につけるコツ 「決断力は筋力」少しずつ鍛えることで力がつく
森本薫の戯曲『女の一生』に、こんなセリフがあります。
「誰が選んでくれたのでもない、自分で選んで歩き出した道ですもの。間違いと知ったら自分で間違いでないようにしなくちゃ」
選択肢の多い現代ですが、大事なのは「正解を選ぶ」ことではありません。なぜなら、正解はひとつではないからです。「自分で決める」こと、そして決めたことを「正解にしていく」ことが大切です。感性のある人は、自分の選択を信じて決断できます。だから、答えのないことにも正解を出せるのです。
小さなことでも選択や判断、決断していく
そのための「自分軸」を養うために、自分の感覚を信じて、小さなことでもいいから選択や判断、そして決断していくようにしましょう。決断力は、筋力です。小さな「決める習慣」を持つことで、少しずつ磨いていけます。
この「決める習慣」について、いくつかご紹介します。
■「目的地」をつくらずに歩いてみる
人生とは、目的を設定し、その夢をかなえるために日々活動することです。でも、設定した目標に向かって脇目も振らずに進むことが、夢への最短距離なのでしょうか? それが正解なら、偶然の出会いや予想外の発見は人生に必要がないはずです。
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