「好奇心を持ち、追求する事」が感性を豊かにする 新しい価値や情報を手に入れると視野も広がる

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世代を超えて受け継いでいきたいものを考えることで、これまでは見向きもしなかったモノにまで意識が向き、世の中の見方も変わってくるはずです。

自分が所有している期間は、作品が存在する長さからすると一瞬です。つまりあなたは、後世にそれと出会う誰かのために、その作品の一時代を預かっている人のひとりなのです。

「預かり物」だと思うと、所有している今の瞬間を、かけがえのない時間と感じるでしょう。ぜひ、100年使うことができて、自分の子どもや孫にまで手渡せるようなものを、選んでみてください。

何でもいい何かに好奇心を向けてみよう

そこから、それを愛し、大切に扱い、丁寧に保存する方法も学びたくなっていくはずです。時代を超えるものにも好奇心を向けることで、モノとの向きあい方、つきあい方も変わっていくのです。

『感性のある人が習慣にしていること』(クロスメディア・パブリッシング)書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします

■「好奇心を持つ習慣」が感性を養う

これらの習慣によって、自分がワクワクするものを見つけられたら、その「世界」の奥深さの虜になり、すこしずつその周りの世界へと、好奇心が広がっていくでしょう。

それは数年ではなく、数十年と続くものになるかもしれません。また、ものごとだけではなく、土地や人、そして深く愛するということの意味にも気づかせてくれるかもしれません。

簡単なことでもいいので、何かに好奇心を向けてみましょう。そこから思わぬ世界が広がり、独自の感性が育まれていくでしょう。

SHOWKO 陶芸家・器アーティスト

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しょうこ / SHOWKO

京都で330年の歴史のある茶道具の窯元「真葛焼」に生まれ、日本文化が日常にある家庭で育つ。佐賀県武雄での修行を経て、2005年に京都に戻り、工房「Spring Show Studio」を開始。独自の技法で陶板画制作をはじめる。2009年にブランドSIONE(シオネ)を立ち上げ、全国で多数の企画展を開催し、2011年より海外で展開。ミラノサローネに出展後、ヨーロッパでの展示会を多数開催。その後、アジア各国にて展覧会、茶会を開催し、アートワークや器を通して日本文化を伝える。2016年には銀閣寺近くの旅館をリノベーションし、工房兼ショップをスタート。話題の女性の人生を映し出すドキュメントバラエティ「セブンルール」出演で広く注目されている。

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