「第6波でコロナ感染の私」が肌で感じた深刻実態 1月22日に陽性判明後、東京都の対応は二転三転

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筆者が療養していたホテル。1棟ごと宿泊療養を受け入れている(筆者撮影)

「今から20分でお迎えに行きます」「手違いでキャンセルになりました。申し込みからやり直してください」――。東京都の対応は二転三転し、混乱していた。

1月22日、患者が急増する東京都内でコロナ陽性の判定を受けた。重症化リスクが高い家族がいる私は一日も早い隔離を求めたが、その道のりは長く感じた。いまコロナに感染すると、わが身にどんなことが起きるのか。“万が一”への備えとして、それをみなさんにお伝えしたい。

のどの痛みと寒気から数時間後に発熱

異変の最初はのどの痛みと寒気だった。

1月20日午前8時ごろ、自宅で寒気を感じた。体温を測ると、36度3分。のどが少し痛い。市販の風邪薬を飲んで寝込んだところ、午前10時半には38度8分まで上がった。その後、体温はさらに上がり、39度6分に。このころになると、もうろうとしており、何時だったのかもわからない。目が潤んで体温計の表示がにじんでみえる。足の関節が痛い。

抗原検査キットを求め、家族が薬局に走ってくれた。しかし、承認済みは品切れ。やむなく、研究用の「未承認」セットを購入し、それを試した。陰性だ。それでも「念のために」と思い、近くのクリニックへ発熱している旨を告げ、指定された時間に駆け込み、PCR検査を受けた。結果判明まで1~2日かかるという。

翌21日には、のどの痛みが激しくなり始めた。何を飲んでも食べてものどが痛い。おかゆをゆっくり噛んだうえで、しょうが湯で胃に流し込む。夜はのどの激痛で眠れなかった。そして、22日午前10時20分、クリニックの医師から電話が入った。

「陽性でした。保健所に発生届を出します」

私には、重症化リスクの高い家族がいる。ワクチンは2回打った。幸い、勤務先は在宅勤務の措置を取り、私自身、人に会わないように気をつけてきた。それでも感染した。

どこで感染したかと問われても、思い当たるふしはない。

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