日経平均6日ぶり反発、1万5000円回復

米インテル決算好感、主力株に買い戻し

 10月15日、東京株式市場で日経平均は6日ぶりに反発した。写真は都内の株価ボード。9月撮影(2014年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 15日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は6日ぶりに反発。米インテルの決算内容も市場心理に好影響を及ぼし、2日ぶりに1万5000円を回復した。

日経平均は前日までの5日連続安で1000円近く大幅に下落していた。テクニカル面では売られ過ぎとのシグナルが出ており、朝方は買い戻しの動きがみられた。しかし、買い一巡後に外為市場でドルが107円前半でやや弱含みの動きを見せると指数は下落。前場は前日比約19円安で引けた。

世界景気の先行きに対する懸念が相場の重しとなった一方、米インテルの決算内容が市場予想を上回ったことが市場心理を下支えした。内藤証券投資調査部長の田部井美彦氏は「ファンダメンタルズ自体が良くなったわけではないが、今晩のニューヨーク市場が堅調になるのではという見方から買戻しの動きが入った」と指摘。ドル/円の下値の堅さが確認されると、後場にファーストリテイリング<9983.T>、ファナック<6954.T>といった指数寄与度の高い銘柄などが買い戻される形となった。

業種別では空運業、ゴム製品、精密機器が堅調。電気機器、輸送用機器などの外需関連もしっかりとした展開となった。もっとも「日本株の処分売りは一段落したが、信用残や裁定残の整理が終了したとはいえず、まだ安心できない」(国内証券)との声も出ている。

個別銘柄では14日に発表した決算内容が好感されたS FOODS<2292.T>、ビックカメラ<3048.T>が堅調。半面、業績の下方修正を発表した持田製薬<4534.T>は下落。香港子会社で債権の取り立て不能などのおそれがあると14日に発表したエクセル<7591.T>はストップ安となった。

東証1部騰落数は、値上がり1414銘柄に対し、値下がりが335銘柄、変わらずが83銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値      15073.52 +137.01

寄り付き    15009.75

安値/高値   14916.65─15084.61

 

TOPIX<.TOPX>

終値       1223.67 +9.40

寄り付き     1219.81

安値/高値    1212.86─1225.28

 

東証出来高(万株) 229705

東証売買代金(億円) 21030.01

 

(長田善行)

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