日経平均は、1万5000円を維持できるか

不吉なヒンデンブルグ・オーメン示現後の株式市場

アリババ・グループHDのNY証券取引所上場から約1カ月。10月は波乱の大きい月だが、「米国発」の一段の下落はあるのか(新華社/アフロ)

今年も残り2カ月半ほどになった。約2週間前の、前回のコラム「米株に不吉なヒンデンブルグ・オーメンの影」では、相場が暴落するかどうかはともかく、「警戒は怠らないように」と、東洋経済オンラインの読者の皆様に訴えた。現在の相場は、まさに暴落とまではいかないものの、米国市場が大きく下落した形になった。つれて日本株も大きく下落している。

米国市場は、なお波乱の様相だ。先週末10日のダウ工業株30種は115ドル安となり、終値は1万6544ドル、ナスダックに至っては102ポイント安の4276ポイントまで下落した。ダウ平均は、年初以来のパフォーマンスが、ついにマイナスとなった。

現水準は、高値からダウで約4.2%、ナスダックで約7%の下げだが、これで下げ止まるのか、市場では不安が高まっている。

しかし、金融相場から業績相場に移った米国株が一気に基調を変えるとも思えない。確かに欧州の景況感は悪化しており、厳しさを増しつつある。だが、筆者の「米国経済の基調は強い」との考え方には変わりがなく、この水準あたりからは、踏ん張ってほしいところだ。

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