さらに走りの性能を高める専用カラーのRAYS(レイズ)製19インチアルミ鍛造ホイール(チタニウムゴールド)や、4輪アルミキャリパー対向ピストンブレーキ(イエロー)などが装備される。
インテリアは、ボディカラーに合わせたイエローのアクセントが入る本革・スエード調ファブリックコンビシートなどが採用されるとともに、インストパネル、ドアトリムクロス、MTシフトノブブーツ、ニーパッドなどに専用カラーステッチが施されていることが特徴だ。
過去のZのいいところを集めた
東京オートサロンで行われたデビューイベントには、まずフェアレディZファン代表として、日産自動車 代表執行役社長兼最高経営責任者 内田誠氏とKONDO RACING Team監督の近藤真彦氏が登壇。近藤監督は同モデルの第一印象について、次のように語った。
「見た目がドレッシーというかエレガントというか、女性も似合うのではないかと感じるシルエットの美しさを、まず皆さんにも見ていただきたいと思います。あと、僕はリアのデザインがすごく好きなんですよ」
「Zじゃないクルマに乗っている僕がいたとしたら、クルマのフロントを見ている時間よりリアを見ている時間の方が長いんですよね。信号などで止まっても、フロントを見ることはないけどリアはずっと見ている。そういう理由で、この車の開発には後ろ姿にすごく時間をかけたという話を聞いて、たしかにそうだなと思い、ぜひぜひこの車の後ろに付いたら、その幸せを感じていただきたいと思います」
また内田社長は、日本で新型フェアレディZを発表できたことへの喜びを語った。
「プロトタイプの発表から少し時間が経ちましたが、今回こうやって日本でお披露目できました。プロトタイプ発表当時からのデザイン、その美しさをそのままお披露目できることが嬉しいです。Z32を彷彿とさせるリアデザインや初代S30をオマージュしたフロントデザインなど、過去のZのいいところを集めた、いいクルマにできあがっていると思っています」
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