「ワクチン義務化難しい日本」でいま考え、打てる手 ブースター接種どうする?非接種で差をつける?

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ワクチン接種を「義務化」する国もある中、日本の対応はどうなるのか(写真:FNNプライムオンライン)
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自民党新型コロナウイルス対策本部長を務める西村康稔前経済再生相と黒岩祐治神奈川県知事、尾﨑治夫東京都医師会会長が16日、フジテレビ系「日曜報道 THE PRIME」(日曜午前7時30分)に出演し、新型コロナウイルス・オミクロン株の感染拡大を受け、首都圏へのまん延防止等重点措置適用の可能性などについて議論した。
黒岩知事は神奈川県庁から中継出演し、いまのまま感染の急拡大が続けば、1都3県そろって重点措置適用を申請する日も近いと危機感を示した。

ワクチン接種「義務化」と日本

番組では、米英仏などがワクチン接種者と未接種者で濃厚接触者の待機期間に差を設けていることや、とくにフランスではワクチン未接種者の飲食店入店を禁じるなど、事実上のワクチン接種「義務化」が行われていることを紹介した。

FNNプライムオンライン「日曜報道 THE PRIME」(運営:フジテレビ)の提供記事です

これに関し、番組コメンテーターの橋下徹氏(弁護士・元大阪府知事・大阪市長)は、日本でもワクチン接種者を中心に経済を動かしていく必要性を強調。未接種者が飲食店に入店できないなど一定程度不利益を被るのはやむをえないとの持論を展開した。

西村氏、黒岩氏、尾﨑氏はいずれもワクチン接種の重要性を訴えつつ、日本でのワクチン接種義務化は「困難」との認識を表明した。西村、尾﨑両氏は、ワクチン接種の有無にかかわらずPCR検査や毎日の抗原検査などで「陰性」の人が経済活動で優遇されることには理解を示した。

黒岩氏は、ブースター接種(3回目接種)に関し、ファイザー製のワクチンを待っている人がいると指摘したうえで、ファイザー製とモデルナ製を選ぶことはせず、とにかく早めに接種を受けるように呼びかけた。

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