「ワクチン義務化難しい日本」でいま考え、打てる手 ブースター接種どうする?非接種で差をつける?
松山俊行(キャスター・フジテレビ政治部長・解説委員):フランスではワクチンの事実上の義務化まで踏み切っているようだ。
西村康稔氏(自民党新型コロナウイルス感染症対策本部長・前経済再生担当相):ワクチン接種義務化は日本では難しい。ブースター接種(3回目接種)を前提として、ワクチンを打った人はさまざまな活動がかなり認められると。打てない人、打っていない人は、かなり頻繁に検査をやってもらうことなどが必要ではないか。
松山キャスター:ワクチンのブースター接種について、政府は1カ月前倒しを打ち出した。実際に自治体は対応できるのか。
ワクチンを選ばず打ってほしい
黒岩知事:今、一生懸命やっている。皆さんにぜひお願いしたいのは、ファイザーかモデルナかを選ばないでほしい。今、ファイザーのほうが人気があり、ファイザーを待っている人がいる。とにかく早く打てる人はどちらでもいいからどんどん打ってほしい。
松山キャスター:選んでいる場合ではないと。
尾﨑会長:そうだ。どちらでもいいから、早く3回目を打ってもらいたい。とくに高齢者は早めに打っていただきたい。
橋下氏:ワクチンを国が国民に強制的に打つわけにはいかない。でも、行政が営業の自由を制限するというのなら、ワクチンを打ってない人は店には行けないぐらいの不利益を受けるのはやむをえない。