ハローワークを初めて利用する際は、予約をする必要はありません。まず、相談員と現状を話し合ってその後の方針を決めます。2回目以降は予約制になり、就活の進捗状況を踏まえながら、ジョブサポーターとの面談を繰り返します。具体的な企業を紹介してもらうこともあるし、エントリーシートの添削や自己PRの書き方、筆記試験の勉強法などについてアドバイスをもらうこともあります。
臨床心理士によるサポートも
ジョブサポーターは専任制で、内定が取れるまで二人三脚で就活が進みます。相性の悪い場合は、ジョブサポーターを変更することもできますので安心してください。
新卒応援ハローワークでは就職フェアや各種セミナーを開催しています。「マナー講座」では就活のさまざまな場面で必要なマナーについて、実践的なトレーニングを受けることができます。面接時の立ち居振る舞いや敬語の使い方、採用担当者への電話のかけ方、エントリーシートの書き方などについて指導してくれます。
「面接対策講座」は、かなり実践的です。最近の就職試験では、個別面接だけでなく、グループディスカッションが重視されていますが、多くの学生はこれを苦手としています。ハローワークでは、個人面接だけでなく、グループディスカッション対策セミナーも用意しています。
大学のキャリアセンターも各種セミナーや講座を準備していますが、ハローワークが開催するセミナーに参加するメリットは、実際の選考に近い緊張感を体験できることです。
学内セミナーは自分の大学という慣れた場所で行われ、出席者は友人ということが多いものです。これでは、グループディスカッションの練習をしようとしてもなれ合いになってしまいます。
ハローワークの場合は、慣れない場所で初対面の人たちとセミナーを受け、グループディスカッションをしなければなりません。こうした雰囲気に慣れておけば、選考本番で緊張しすぎることはないでしょう。
さらに、さまざまな企業を集めた合同企業説明会も開催しています。リクナビやマイナビが行うようなイベントを、ハローワークも開催しているのです。
就活は大きなストレスを伴いますので、精神的に落ち込んでいる4年生は少なくないはずです。精神状態を悪化させて引きこもりになったり、うつになってしまったりしたら大変です。
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