「100日後に退職する47歳」大バズりに驚きの裏側 「Twitter漫画」投稿のきっかけは「ボーナス0円」

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「死ぬ気で描き続けた」Twitter漫画『100日後に退職する47歳』。普通のエンジニアが“大バズり”から得たもの(写真:エンジニアtype編集部)

今夏、Twitterに連載されたエッセイマンガ『100日後に退職する47歳』がエンジニアから反響を集めた。

本記事は『エンジニアtype』(運営:キャリアデザインセンター)からの提供記事です。元記事はこちら

ストーリーは、某IT企業に勤務する47歳のエンジニアの日常と、なし崩し的に退職するまでの100日間を描いたもの。淡々と進む日常に宿る“IT業界あるある”がエンジニアの共感を呼び、話題になった。

(写真:エンジニアtype編集部)

Twitterで100日間マンガを連載したTOMEさん

このマンガの主人公のモデルは、作者自身。「元アプリ開発者47歳@100日後に退職する47歳」こと、TOMEさんだ。

TOMEさん(@tome_ura)
1973年生まれのプログラマー兼Webマンガ家。PC98用フリーゲーム『VolleyBall 2on2』などを制作。2000年に個人で公開したシミュレーションゲーム『PRINCIPIA』が「第4回 アスキーエンタテインメント ソフトウェアコンテスト」において準グランプリを受賞。21年7月より、個人のTwitterアカウント(@tome_ura)にて『100日後に退職する47歳』を公開開始。同連載は21年11月に電子書籍化

投稿されたマンガは最大で5000リツイートを超え、当初は400人程度だったフォロワーが、現在は7万人近くまで増加した。

IT業界のあるある話に加えて、40代後半・妻子あり・住宅ローンありの“普通のエンジニア”が、退職してどうするのか……行く末を見守った人も多かったようだ。

TOMEさんがマンガを描き始めたきっかけは、本業のエンジニアとして会社で認められなかった不満からだという。

気軽に始めたTwitterマンガでの予想以上の大バズリで何が起きたのか、それが彼のキャリアにどんな影響を与えたかのかを聞いてみた。

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