日本の教育格差 橘木俊詔著

日本の教育格差 橘木俊詔著

教育機会の格差は人生における結果の格差につながる。所得格差が広がるなか、教育機会も不平等化している。今最も問題にすべきは、低所得者の子どもの大学進学が困難になっていることだと、格差問題の第一人者は指摘する。

低学歴者は現在でも結果の格差に直面している。この改善には、能力や意欲のある人が低学歴で終わらないようにするとともに、正規労働者と不安定で低賃金になりがちな非正規労働者との格差を縮小する必要があり、これは官民挙げて取り組むべき課題だ。

学校教育において、仕事を行う際に有用となる技能の習得や、働くことの意義などをもっと学ぶべきと考える経済学者が、経済学の立場から教育を論じる。

岩波新書 840円

  

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