子どもの悩み「解決法」知っていても即答はNGの訳 まずは子の言葉を「受け取ることに集中」しよう
子どもが言葉を見つけられずに沈黙したり、言いよどむこともありますね。
そんなときは、親が「待つ」ことも大切なコミュニケーションです。
急かさずに、子どものペースを守れば、子どもは落ち着いて自分で考えることができます。「待つ」行為そのものが、「あなたを受け入れていますよ」という肯定のメッセージにもなっているのです。
たとえば、子どもが黙り込んだとき。あるいは、言葉を探したり、考えている時には、「ただ一緒にいる」ことで、「大丈夫だよ」という親の気持ちが伝わります。
無意識に使っているかもしれない「否定語」がないか
「聴く」ときにも、大人は「否定語」=否定的な言葉を使ってしまいがちです。
たとえば、「泣いたらダメ」といった言葉や、「そんなに落ち込まなくていいよ」といった一見、寄り添う言葉も、子どもの感情の否定につながってしまいます。「たいしたことじゃない」といった、事態を軽く扱う「否定語」もありますね。
無意識に使っているかもしれない「否定語」がないか、自分のクセを知って、「使わないようにしよう」と決めておくことが役立ちます。
子どもの問題の主役は子どもです。
親の役割は、子どもが「自分で解決できるという自信」を育てることです。
「子どもはどこまで自分で解決できそうか」をよく見極めたうえで、「子どもの成長と自立」を目指すことを意識してサポートしましょう。
ひとりの人として信用され、支えられた子どもは、自分で考え、問題を乗り越える力を身につけていきます。
それには、日々の大人側の「聴き方」が影響しています。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら