IKKOさんが「人間関係を楽にする」ためにやめた事 自分が無理しているときの人間関係は「幻」

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自分が苦しくなる「無理な人間関係」を見直してみませんか(写真:大和書房提供)
美容家・IKKOさんによる6年ぶりのエッセイ『1ミリの優しさ』。本稿では同書より、IKKOさんがこれまでの人生で人間関係をラクにするために「やめたこと」を5つ紹介する。人間関係に悩み、さまざまな苦労を重ねたからこそ語れるメッセージとなっている。

人間関係には「距離感」が必要

① 苦しくなる人に無理に合わせない

人間関係をうまくやっていくためには「距離感」が大切だと思います。距離感をとるというのは、「無理なことは無理」と相手に伝えていく勇気のことです。一緒にいて、苦しくなる人に無理に合わせようとしないこと。相手に申し訳ないと思って、価値観の合わないところにとどまっていると、いつか相手からのよくないマウンティングが必ず始まってしまいます。

人それぞれの常識の違い、責任の違い、感覚の違いがあるから、人生を幸せに生きるためには無理しすぎず、プライベートでは特に、価値観が合う人たちと共に生きることも必要ではないでしょうか。人間関係は程よい距離感、距離感。

②感情が高まったときに「正義感」を出しすぎない

私の人生で「これ、やらなきゃよかった」と思うのは、自分の感情が高まったまま、相手に正義感を振りかざしてしまったときです。自分の想いが強くなりすぎて、勢いで言ってしまうことがあるのだけど、一生懸命説き伏せれば相手が動いてくれるものでもないのよね。

感情の高まりのままで伝えると、逆に相手が不愉快になることが大半です。だから、自分の感情の高まりを一旦フラットにする作業が必要。想いが強くなったときに、一瞬でも間を置いて、「落ち着け」と心の中の自分に言い聞かすこと。感情が高まったままでは、伝わるものも伝わらなくなると思うから、気持ちをフラットにする意識を持ちましょう。

③「ひと言の手間」を面倒くさがらない

ひと言足りないことで起きる心労ってたくさんあると思います。「ごめんなさい」「ありがとう」もそうですね。あのとき、あの言葉さえ言っておけばよかったということはないかしら。

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