農家と都会の企業をつなぐ新たな農業ビジネスモデル、「あっぷふぁーむ」の挑戦

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 水田の単価は、1アール(収穫が保証される玄米45キログラム)当たり3万円(2010年度、特別栽培の水田の場合は3・3万円)。この料金には、苗代、肥料農薬代から保冷保管料、梱包費や送料(12回分)、台風など災害時の保険料などが含まれる。


 
 たとえば、12アールの水田でオーナー契約を結んだある企業の場合、その料金は36万円で収穫量は540キログラム。10キログラム入りのオリジナル米袋に詰めた40口、合計400キログラムを贈答用に、残り140キログラムを自家消費に回した。

今年度は、約30社の企業とオーナー契約を締結している。高橋さんは、農作業の合間に大阪や東京へも足を運び、かつて仕事をしていた頃に築いた人脈を基に営業活動を行う。オーナー契約を結んだ企業の業種は、教育関係から外食、不動産、美容関係など幅広い。
 
 オーナー企業からは、「もっと広い水田はないか」と、追加契約の依頼を受けることも多いという。

野菜栽培で大赤字、農業の課題を実感

会社設立2年目にして、早くも軌道に乗ったように見えるが、ここまでたどり着くまでに、高橋さんにもいろいろな紆余曲折があった。

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