2種類のiPhone6、どっちが「買い」か? ハンズオンで実際に触ってみて分かったこと

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なんと言っても・・・薄い

画面サイズが最も大きな違いであるiPhone 6とiPhone 6 Plus。こちらも端末サイズに起因する事かもしれないが、カメラの手ぶれ補正の方式は、より端末が大きいiPhone 6 Plusのほうに光学手ぶれ補正が採用されている。

その分といえばいいのだろう、画面の大きなiPhone 6 Plusは、iPhone 6よりも米国の販売価格で100ドルずつ高い。

iPhone 6 Plusが「買い」

筆者もハンズオンの時間、次の自分の端末をどちらにするか真剣に悩みながら考えたが、結論としてはiPhone 6 Plusを選ぶことになると思う。

フリック入力で日本語を打ち込んでいるためキーボードの対応についてはやや不安がある。しかし、既存のiPhoneやiPad以上に美しいディスプレイと、手に余るものの薄さでしっかりとホールドできるサイズ、そして広い画面スペースは、非常に魅力的だった。

タブレットを持たなくて良くなるばかりか、パソコンや手帳の一部の作業まで、iPhone 6 Plusに任せることができる可能性すらある。具体的には、メールやメッセージングなどのコミュニケーション、YouTube等の動画視聴、そしてカレンダーやメモなどの手帳が担ってきた手書きメモのニーズまで、筆者にとってはiPhone 6 Plusが1台、いや1枚あれば対応できるようになるだろう。

この考え方は、iPhoneを核としたエコシステムを構築していくアップルの方向性にも合致するだろう。

松村 太郎 ジャーナリスト

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まつむら たろう / Taro Matsumura

1980年生まれ。慶應義塾大学政策・メディア研究科卒。慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)、キャスタリア株式会社取締役研究責任者、ビジネス・ブレークスルー大学講師。著書に『LinkedInスタートブック』(日経BP)、『スマートフォン新時代』(NTT出版)、監訳に『「ソーシャルラーニング」入門』(日経BP)など。

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