気にするな 弘兼憲史著
人気漫画家である著者が、生い立ちから、会社員時代、漫画家として独立するまでを振り返りながら、自身の人生哲学を語った。
著者は、自分を「究極のプラス思考人間」だと述べている。うまくいかなかったことも数々あれど、失敗から学べることもあるのだからと、すぐに気持ちを切り替えるという。若い時は、壁に突き当たったり、寄り道をしたほうが人生は豊かになるとも語り、不本意だった会社員時代の経験も、漫画を描くうえで大いに役立っているそうだ。
人生、何が幸いするかはわからない。明るい未来を描きづらい今の日本だが、先のことばかり気にせずに、目の前のことに全力を尽くそうと若者たちへエールを送る。
新潮新書 714円
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