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「広告では買わない人」をその気にさせる新法則 認知度より社会貢献度やストーリー性が重要に

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アパレルメーカーのH&Mは、繊維に関するイノベーションにアワードを与えていたり、ナイキはシューズの新しいあり方に向き合うことで、ナイキらしいサーキュラーエコノミーを実現しようとしています。やはり、その会社の生業ならではの物語があって、初めて人は共感し、興味を持つのです。

日本では、国から「こういう基準をつくりました。みなさんこれに従ってください」といわれたときに、それぞれの会社に対策プロジェクトチームが組まれて、最低限の対応を行うケースがよくあります。「一応、弊社もやっています」といわんばかりの対応です。よく見てみると、どの会社も横並びで、同じような情報を出していますよね。

ユーザーにアピールするなら個性が大事

単独性よりも、一般性を重視してしまうといえばいいのでしょうか。その組織のユニークさとか自分たちの言葉遣いが、まったく感じられないような、どこかで見たような文言ばかりが並んでしまう。魅力的な価値を提示するよりも、「とりあえずやって、文句を言われないようにする」という態度が多いわけです。もちろん、やらないよりはずっといいのですが。

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株主だけでなく、「ブランド」としてユーザーにもアピールをしたいのであれば、個性を出したほうがいいと思います。

魅力的なストーリーテリングには、国から言われたことを、横並び意識で満たす以上に、社員の個別的、リアルな実体験や、その会社だからこそ思いつける視点が必要です。

ストーリーへの共感のポイントは、その単独性(オリジナリティ)にしかありません。

あなたの扱っているプロダクトが食品であれば、食を取り巻く環境を、アパレルであれば、アパレルを取り巻く環境を、なるべく広く捉えてみましょう。よく観察すれば、どんなブランドにもさまざまな社会問題や文化との接点が見えてきます。

外部に「つながり」を見つけられたら、そのつながりを手繰り寄せていくことで、あなたの仕事に新たな意味を与えてくれる視点が得られるはずです。

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