「疲れが取れない人」がついやってしまうNG姿勢

「胸を張って立つ」をつい心掛けていませんか?

たまっていく疲れは、立ち方や歩き方が原因でした(写真:polkadot/PIXTA)
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マッサージを受けても家に帰ってきたら元通り。ストレッチをしても疲れがとれない。たまっていく疲労に悩まされる多くの人は「仕事が忙しいから」「運動不足だから」という理由にいきつきがちです。もちろん適度な休息や運動も大切ですが、あなたが普段とっている姿勢や体の使い方が、疲れの原因だったとしたら、マッサージもストレッチも意味をなしません。
そこで本稿では、疲れやすい人がついとっている疲れやすい姿勢や動作について、日本を代表する数々のトップアスリートを指導してきたメディカルトレーナー・夏嶋隆氏の『疲れないカラダ大図鑑』より紹介します。

「胸を張って立つ」は正しくない

人間の動作の中で、「立つ」ことはもっとも基本的な動作です。これが正しくできていない人があまりにも多いのが現実です。悪い立ち方をしていると、立っているだけで疲れてしまったり、自覚していなくても、体に重力のダメージを蓄積させ疲労を誘発したりする原因にもなります。

また、「立ち方」というのは、案外人にみられているものです。

ビジネスパーソンの方なら、社内での朝礼や、大切な商談の前に、ダラけた姿勢で立っていると、それだけで評価を落としかねません。疲れない立ち方をすれば、姿勢も美しく見えます。

疲れない立ち方の基本は、地面に対してまっすぐ垂直に立つことです。

足の真上に骨盤を置き、その上に頭が来るようにします。耳、肩、骨盤が一直線になるよう、意識するようにしてください。

このとき、真上から写真を撮ると、両肩を結ぶ線の中央に頭があり、背中が見えない状態です。

猫背の人は、耳が偏り前に出て、肩が骨盤より後ろにあたるため、背中を丸めることでバランスをとっています。そのときはラクでも、体を支える支持筋が衰えているため、腰に負担がかかり腰痛の原因になります。見た目も不格好です。

まっすぐ立とうとすると胸を張ってしまう人がいますが、これはいただけません。胸を張ると、肩の位置が骨盤より後方にずれ、頭が前方に出てしまうため、上半身の重さを分散させることができません。

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