「アラサーの1年」で男性の結婚相手に決定的な差

婚姻届の統計データから判明した結婚の現実

たったの1歳の違いで結婚の「中身」も変わってくるようです(写真:metamorworks/PIXTA)

生き方が多様化する時代において、結婚することが当たり前ではなくなったからこそ、結婚希望者にとっては非常に難しい時代となりました。結婚希望の有無のみならず、親世代の結婚では当たり前だったことが、もはやそうではない時代となりました。

しかし、いくらそう言われても「いやいや、やっぱり結婚も家族も変わらない」という論者は少なくありません。アンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)が、見えるものも見えなくしてしまうのはよくあることです。

ということで、今回もしっかり数字で、変わりゆく日本の結婚をご紹介したいと思います。

統計が示す初婚男性の初婚女性との結婚「最適齢期」

2019年の国の婚姻統計では、初婚同士のカップルによる婚姻件数は、34万9000件となっています(同年に入籍し、かつ、結婚生活を開始した者)。男性の成婚年齢別の婚姻件数を見ると、27歳の2万9000件をピークに左右に件数が減少していく「山の形」になっています。以前の記事でもお伝えしましたが、初婚男性の初婚女性との成婚のピーク年齢(最頻値)は27歳です。

そして、初婚男性の各年齢での結婚件数をグラフで可視化すると、その「最適齢期」はおよそ25歳から30歳(各年齢で2万件を超える)くらいといえるでしょう。実はこの25歳から30歳の結婚で、合計15万6000件、なんと全体の46%、つまり約半分の初婚男性の成婚が集中しています。

(出所)厚生労働省「人口動態調査」より筆者作成
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