「小3の自由研究」が数百万に!両親の意外な教え ふたりの行う「ネオ教育」とは?

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このご家庭の教育の特徴は、アナログとデジタルのバランスのよさ。コロナ休校中は、息子さんが大好きな恐竜の図鑑を手伝いながら作成し、オンラインで祖母にそれを研究発表する(その間に親は自由時間)という時間を設けていたとか。

このご家庭の興味深い教育はまだまだ書き切れないほどありますが、そのベースになっている理念は、「子どもは親とはまったく異なる一個人なので、決定権は奪わない」「子どもの視野を広げ、情熱を傾けられるものを発見するお手伝いをする」「親は自分の人生も謳歌し、その生き様を見せる」ということ。

私は以前から、草野さんのnoteを読んで感心していたのですが、今回の取材で驚いたのは、それを支える夫の山岡さんの存在の大きさでした。ネオ教育の背景には、夫婦それぞれが調べて考えて理念を持ち、得意分野を担当として苦手分野を補い合って、迷ったら夫婦で話し合ってまた調べて……という地道な共同作業があったのです。

ヒントになるのはその姿勢

『ほしいのは「つかれない家族」 ワンオペ家事&育児に絶望した私が見つけた家族のシアワセ』(書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします)

もちろん、ここまでのレベルのことをやるのは、多くの家庭では難しいと思います。ただ、このご家庭の教育に対する姿勢そのものはヒントになる部分が多いのではないでしょうか?

今、日本の教育は、「昭和的な根性論」「押し付けの均一教育」から少しづつ脱却し、「個性を重視した教育」「子どもが自主的に動ける教育」「エビデンスに基づいた教育」という考えに移行しつつあります。このご家庭の教育もまさにそれだなと感じました。

ちなみに、夫婦でもめたときにエビデンスを利用して解決する場合は、「だから言ったろ? おまえの考え方が古い!」「ほら、あなたが間違ってた!」というような、エビデンスを味方につけて勝敗を決める方向にはいかないように気をつけてください。あくまでも、エビデンスは「平和的な解決のためのヒント」です。その意識をもてるかどうかも大事だなとも感じました。

というわけで、今回のつかれないヒントは…

育児や教育でパートナーともめるのにつかれた

夫婦2人で解決しようとするからもめる
もめたときはエビデンスを調べて、
平和的に解決してみよう

さて、次回はこのご家庭の家事育児分担を紹介します。教育もネオですが、家事についてもかなり興味深いですよ!

この連載にはサブ・コミュニティ「バル・ハラユキ」があります。ハラユキさんと夫婦の問題について語り合ってみませんか? 詳細はこちらから。
ハラユキ イラストレーター、コミックエッセイスト

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はらゆき / Harayuki

雑誌、書籍、広告、Webなどの媒体で執筆しつつ、コミックエッセイの著書も出版。2017年から約2年間バルセロナに住んだことをきっかけに、海外取材もスタートさせる。著書に『女子が踊れば!』 (幻冬舎)、『王子と赤ちゃん』(講談社)、『オラ!スペイン旅ごはん』(イースト・プレス)、この連載を書籍化した『ほしいのはつかれない家族』(講談社)など。この連載のオンライン・コミュニティ「バル・ハラユキ」も主宰し「つかれない家族をつくる方法」を日々探求、発信中。ハラユキさんのHPはこちら

 

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