中国女子テニス選手不明、林外相「注視している」 米国は抗議姿勢「我々は我々として考えていく」

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松山キャスター:大統領が「検討している」と言った。加えてハガティ前駐日米大使もメディアのインタビューで「日本にも同様の見解を示してほしい」との考えを示している。

林外相:岸田首相が「日本は日本の立場で物事を考えていきたい」と言っている。そういう考え方で臨んでいく。

松山キャスター:「外交的ボイコット」の選択肢も含めて検討するということか。

林外相:何かをやらないとかやるとかということではない。我々は我々として考えていく。

松山キャスター:日本の立場から。

林外相:そうだ。

松山キャスター:米議会の諮問機関が「中国が台湾への侵攻能力を獲得している可能性がある」との年次報告書をまとめた。最近米国からは台湾についての発信が非常に増えている。台湾有事について日本はどこまで想定すべきか。

(写真:FNNプライムオンライン)

林外相に訪中の要請

林外相:「台湾海峡の平和と安定(の重要性)」については、菅前首相時の日米首脳会談の共同声明に何十年ぶりかで明記された。我が国の安全保障は当然だが、国際社会全体の安定にとっても非常に重要だ。対話により平和的に解決されることが大事だということは一貫して我が国の立場として申し上げている。これは日米首脳会談やG7サミット等でも一致している。私も先日、ブリンケン米国務長官と電話で会談し、台湾海峡の平和と安定の重要性について認識が一致した。

松山キャスター:中国の王毅外相とも電話で会談したが、対面での日中外相会談を行う考えはあるか。

林外相:(王毅外相との)電話会談で、中国側からは訪問のインビテーション(招待)があったが、現段階でまだ何も決まっていない。

松山キャスター:訪中の要請があったと。

林外相:そうだ。

松山キャスター:訪中に向けて調整していくのか。

林外相:まだ具体的な調整が始まったわけではない。

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