「英作文が劇的に向上する」たった3つの簡単秘訣 どんなトピックにも対応できる「型」がある

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自由英作文の出題形式には、「〇〇は大切(必要)だ」という意見に賛成か反対かを問うものが多くなっています。ですから、まずは賛成の立場をとり、「〇〇は大切だ」という意見を5文程度(約50語)で書けるようになりましょう。完成した英作文は最後に掲載してあります。

段落の構成は、「トピックセンテンス(賛成か反対か)」⇒「賛成(反対)の理由」を基本的な骨組みとし、「賛成(反対)の理由」を「抽象から具体」に掘り下げていきます。

【例】
①外国語を勉強するのは大切だ。<トピックセンテンス>
②外国語が話せると、もっといろいろな人と話せる。<①の理由>
③アジアの言葉が話せると、そのアジアの言葉を話す人と会話ができる。<②の具体化>
④中国語が話せると、中国人とコミュニケーションが取れる。<③の具体化>
⑤中国語が流暢な兄が、北京大学で先生やクラスメートと交流してきた。<④の具体化>

まず「外国語を勉強するのは大切だ」というトピックセンテンスに対し、「外国語が話せると、もっといろいろな人と話せる」という理由を述べます。そのうえで、「外国語」→「アジアの言葉」→「中国語」、「いろいろな人」→「アジアの人」→「中国人」といった具合に、ハシゴを降りるように徐々に「抽象から具体」に展開していく構成になっています。

この内容を、原則交換可能な「IPP」=「Important(大切だ)」「Possible(可能だ)」「Positive(いい影響がある)」のさまざまな表現を使って英語にすることで、自由英作文がスムーズに書けるようになるのです。

単調な英作文にならないためのコツ

「外国語を勉強することは大切だ」を英語で表現する場合、「Learning a foreign language is important.」と書く人が多いでしょう。もちろんこの英文は正しいのですが、「~は大切だ」の表現がこの1種類しか書けないと、同じ英文ばかりを繰り返した非常に単調な英作文になってしまいます。これを避けるために、「important」を言い換えることと、「be+形容詞」ではない形で表現することを意識しましょう。

まず「Learning a foreign language is important.」の「important」は、「extremely important」という意味の「essential」「vital」「crucial」「indispensable」などに言い換えられます。また「of+抽象名詞で形容詞の働き」という文法を活用して、「important」⇒「of importance」のように言い換えることで、「be+形容詞」ではない形で「~は大切だ」を表現できるようになります。

この「of importance」のよいところは、これに形容詞を足すだけでニュアンスを変えた内容を表現できることです。

例えば「とても大事」なら「of great importance」、「ある程度大事」なら「of some importance」、「あまり大事ではない」なら「of little importance」、「まったく大事ではない」なら「of no importance」というようにさまざまなニュアンスを加えることができるため、かなり汎用性が高い表現だといえます。

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