下期計画の前提は以下のようなものだ。入園者数は前年同期比172万人増の660万人。11月までは各パークでの上限を1万人とし、12月から状況を見て引き上げる。業界団体のガイドラインはソーシャルディスタンスについて「1メートル以上確保することが望ましい」としており、これがネックだ。
アトラクションの待機列やショップはどうしても密になりやすいため、慎重な引き上げとなる。ファンにとっては厳しいチケット争奪戦が当面続くことになりそうだ。
イベントも徐々に平常化させる。名物である夜のパレードを11月から再開した。ディズニーホテルに泊まるゲスト向けに午前8時からシーに入園できる「アーリーエントリーチケット」も販売を再開する。
そのほか、コスト削減を継続しつつも、入園者数の増加に合わせて「ゲストの満足や売り上げ増加につながる費用は投下していく」(吉田謙次社長)考えだ。
今後も値上げは続く?
重点施策のデジタル戦略も一段と進む。現在、フードは各施設に並んで注文するが、スマホで注文できる「モバイルオーダー」を実験済みで、相応の効果が得られたため本格導入する。待ち時間の解消に加え、人員配置も効率化できるという。同時に全体的な業務システムの効率化も進める。
この記事は有料会員限定です
残り 1056文字
