京急電鉄がわざわざ解体直前の建物で窓文字を作ったのはなぜか。プロジェクトを担当した同社品川開発推進室の金子正輝さんは「品川の地域の皆さんに支えられて、今までやってこられた。ホテルの利用者の皆様にも、感謝の気持ちを伝えたいと考えた」と説明する。
ハートマークのデザインや色については「感謝の気持ち、愛をダイレクトに伝えられる」との理由で決めた。「実際に複数の色の紙を窓に貼ってみて、駅の反対側の港南口から眺めてテストした。黄色やピンクなどが見えやすく、ハートマークと言えばピンクだろうと決まった」という。そのうえで「窓文字がちょっとでもホテルの思い出に浸っていただく機会になれば」と話していた。
京急の威信をかけたホテル
シナガワグースの前身となるホテルパシフィック東京は1971年7月27日に開業した。都内に高層建築自体が少なかった当時、地上30階、地下3階を誇り、品川開発にかける京急の威信が表れていた。大宴会場1、中・小宴会場13、高層宴会場7のほか、洋食、中華、和食、セラーバーなどレストラン・バーが11もあった。30階のスカイラウンジ「ブルーパシフィック」からの眺めや、名物のチーズケーキも人気を集めた。
解体直前の旧ホテルパシフィック東京
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3月末に閉館したシナガワグースに入る
(記者撮影)
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3月末に閉館したシナガワグースに入る
(記者撮影)
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3月末に閉館したシナガワグースに入る
(記者撮影)
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6~27階が客室フロアだった
(記者撮影)
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真っ暗な上層階のエレベーターホール
(記者撮影)
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廊下も客室の窓から入る光だけが頼り
(記者撮影)
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室内に何もない上層階の客室
(記者撮影)
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上層階のバスルーム
(記者撮影)
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窓文字はピンク色の画用紙で作成した
(記者撮影)
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窓に紙を貼り付ける作業
(記者撮影)
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窓に紙を貼り付ける作業
(記者撮影)
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窓に紙を貼り付ける作業
(記者撮影)
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窓に紙を貼り付ける作業
(記者撮影)
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窓に紙を貼り付ける作業
(記者撮影)
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貼り付け作業が終わったフロアの廊下
(記者撮影)
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貼り付け作業が終わったフロアの廊下
(記者撮影)
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ロイヤルスイートの部屋
(記者撮影)
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ロイヤルスイートの部屋
(記者撮影)
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ロイヤルスイートは2階式。上下のフロアが
らせん階段でつながっていた(記者撮影)
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建物は少し「くの字」に折れた形状。右下の広い部屋が
ロイヤルスイート(記者撮影)
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上層階からの品川駅の眺め
(記者撮影)
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品川駅周辺ではさまざまな工事が進行中
(記者撮影)
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上層階からの品川駅南側の眺め
(記者撮影)
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品川駅と反対の西側の眺め
(記者撮影)
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スカイラウンジがあった30階のフロア
(記者撮影)
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スカイラウンジがあった30階のフロア
(記者撮影)
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30階から見た高輪ゲートウェイ駅
(記者撮影)
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窓文字を担当した京急電鉄品川開発推進室の
金子正輝さん(記者撮影)
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ロビーがあった3階のエレベーターホール
(記者撮影)
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3階のエレベーターホール
(記者撮影)
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バーに通じる階段があった
(記者撮影)
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このドアから庭園に出られた
(記者撮影)
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巨大なシャンデリアが残るロビーとフロント
(記者撮影)
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3階のメインエントランス
(記者撮影)
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3階のメインエントランス
(記者撮影)
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天井の装飾は50年前の開業時からあった
(記者撮影)
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2階にもエントランスがあった
(記者撮影)
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敷地内にあったシーフードレストラン
(記者撮影)
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敷地内にあったシーフードレストラン
(記者撮影)
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貼り付け作業中の窓文字
(記者撮影)
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完成した窓文字
(記者撮影)
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完成した窓文字
(記者撮影)
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完成した窓文字
(記者撮影)
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完成した窓文字
(記者撮影)
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シナガワグースは2021年3月末に閉館した
(記者撮影)
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品川駅周辺ではさまざまなプロジェクトの計画がある
(記者撮影)
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