「英会話が苦手な人」が初対面を乗り切る3つの技 言葉が聞き取れない心配があるなら先手をとる

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トリプルF その③「Friend」連絡先を聞いて友達になろう

3つめのFである「Friend」は、トークをきれいに終わらせるコツです。初心者のうちは、そこまで長く会話を続けられないので、ほどよいところで切り上げます。

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方法はカンタン、相手にSNSアカウントを尋ねるだけです。SNSアカウントを聞くのは、会話の終わりころではないでしょうか。私の経験上、それは外国人も同じです。聞き方は「Facebook?」これで十分です。会話では毎回丁寧に文章を作る必要はありません。自然な手の抜き方も学んでいってください。

Facebookをやっていないのであれば「Twitter?」はい、とても簡単ですね。実際の友達申請はスマホ画面を見ながらなので、とくに英語は必要ありません。物があれば言葉がなくても成立するんだな、と感じてください。

オンライン英会話なら時間が来れば自然にレッスンが終わるのですが、最後に「Nice to meet you.」と最初と同じ言葉を言えば「お会いできて良かったです」というニュアンスになり、相手も「会話に慣れてる人だな」と思います。

もう一息がんばれるなら「It was nice to meet you.」とIt wasをつけてみましょう。これで文句のつけようのない、スマートな終わり方です。

「初対面の会話は大丈夫」と自信を持つ

こうやって連絡先を交換した友人とメッセージをやりとりすれば、それはそのまま英語の練習にもなります。私自身もそうやって留学から帰国後も英語に触れ続けました。このときはFunの出番。

自分ができる話をすればいいんです。スポーツは好き? 日本食は好き?  そうやってやり取りをしながら、自主学習や英会話レッスンで新しい文法を習ってどんどん使っていく。そうすれば、自然と聞きとれることも増えていきます。

まずは「初対面の会話は大丈夫」と自信を持つこと。そのうえで、覚えた文法や単語を即実践で使っていきながら、少しずつできることを増やしていく。これが最も効率のいい上達方法です。

『have do getで英語は9割伝わります! とっさの英語に強くなる! 魔法の万能3動詞』より
ジュリアーノ熊代 英会話講師

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じゅりあーの くましろ / Giuliano Kumashiro

ヤマトイングリッシュ代表。日本人の父とブラジル人の母をもつハーフ。見た目は完全に外国人だが、東京都日野市生まれ、和歌山県育ち。そのため、もともと英語は全く話せなかった。赤点レベルの英語力で、17歳で単身10か月の米留学へ。絶望的に通じない日々に挫折を味わうが、あの手この手で伝わる英会話を模索。帰国後、英検1級、TESOL(英語教授法)の課程を修了し、1000人以上の生徒に英会話を直接教える中で独自のメソッド「ヤマトイングリッシュ」を確立。特技は空手(三段)と居合道(二段)。趣味はプラモデル製作。2020セミナーコンテスト東京大会優勝、全国大会3位。NHKや日本テレビなど、様々なメディアで翻訳や通訳、出演などで活躍中。

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