「英会話で言葉につまる人」が知らない3つの技術 頭が真っ白になってしまうのには理由がある
単語は「言い換え力」で乗り切る
英語の学習を進めて語彙力が多少上がっても、単語がわからない状況は、どうしても避けられません。そんなときは、「言い換え力」で乗り切れます。
例えば、「おととい」は英語でなんと言うでしょうか? 正解はThe day before yesterdayですが、これを知っているかどうかは重要ではありません。重要なのは「手持ちの語彙で言い換えるスキル」です。
コツは日本語で「より具体的に」「より抽象的に」の2方向で考えること。私はこれを「おととい変換」と呼んでいます。試しに「おととい」を抽象・具体の2方向に「日本語で」言い換えてみてください。
- 抽象……この前・先週・過去・今月・昨日
- 具体……2日前・48時間前・日付・曜日
できるだけ多くの候補を出したら、今の語彙力で英語にできそうなものを探します。2日前=2days agoや、曜日なら言えそうですね。なんなら、「昨日」と言ってもいいのです。聞き手にとってそんなに重要でなければ、これくらい「ゆるくズルく」考えるのもコツのひとつです。
もう一例を「親戚」で考えましょう。調べればrelativeとわかりますが、図のように2方向で考えます。「家族=family」「叔父→父/母の兄弟=my father’s/mother’s brother」なら今の語彙力で言えるはずです。
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