「英会話で言葉につまる人」が知らない3つの技術 頭が真っ白になってしまうのには理由がある

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英単語がすぐ出てこないときはどうしたらいいのでしょうか(写真:Ushico //PIXTA)
英会話の上達には、実践を重ねることがとても大切です。今はオンライン英会話という便利なサービスのおかげで、24時間365日どこでも実践が可能です。しかし、「とにかく話そう」といわれても、その「とにかく話す」が難しいもの。
いざ英語を話そうと思うと、単語が出てこなかったり、英文をどう作ればいいかわからず、頭真っ白でフリーズ、なんて経験はありませんか。単語や文法をいくら勉強しても、いざとなると話せない! そんな方にお伝えしたいのが「とっさの英語に強くなる3つのメソッド」です。
『have do getで英語は9割伝わります! とっさの英語に強くなる! 魔法の万能3動詞』を上梓したジュリアーノ熊代氏が解説します。

単語は「言い換え力」で乗り切る

メソッド① 単語につまったら2方向に考える

英語の学習を進めて語彙力が多少上がっても、単語がわからない状況は、どうしても避けられません。そんなときは、「言い換え力」で乗り切れます。

例えば、「おととい」は英語でなんと言うでしょうか? 正解はThe day before yesterdayですが、これを知っているかどうかは重要ではありません。重要なのは「手持ちの語彙で言い換えるスキル」です。

コツは日本語で「より具体的に」「より抽象的に」の2方向で考えること。私はこれを「おととい変換」と呼んでいます。試しに「おととい」を抽象・具体の2方向に「日本語で」言い換えてみてください。

  • 抽象……この前・先週・過去・今月・昨日
  • 具体……2日前・48時間前・日付・曜日

できるだけ多くの候補を出したら、今の語彙力で英語にできそうなものを探します。2日前=2days agoや、曜日なら言えそうですね。なんなら、「昨日」と言ってもいいのです。聞き手にとってそんなに重要でなければ、これくらい「ゆるくズルく」考えるのもコツのひとつです。

もう一例を「親戚」で考えましょう。調べればrelativeとわかりますが、図のように2方向で考えます。「家族=family」「叔父→父/母の兄弟=my father’s/mother’s brother」なら今の語彙力で言えるはずです。

(図:『have do getで英語は9割伝わります! とっさの英語に強くなる! 魔法の万能3動詞』より)
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