「アイディア出し」と「意思決定」会議わけるべき訳 アイディア量が増え「会議時間」も節約できる

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(写真:EKAKI / PIXTA)
フリーランスでの働き方が一般化してきたり、会社組織での上下関係や肩書きに縛られない働き方がでてきたり、ビジネスの場面においては特に、個人の能力や自律が重視されるようになりました。
しかし、リーダーは「個」で完結できません。チームと組織の成功のため、リーダーにはリーダーのあり方があり、そして、そのあり方は時代の移りかわりに伴ってアップデートしていく必要があります。
『AI分析でわかった トップ5%リーダーの習慣』では、1万8000人のビジネスパーソンをAIが分析し明らかになった、優秀なリーダーに共通する習慣を紹介しています。本稿では同書より一部を抜粋しお届けします。

「アイディア出し」会議のダメパターン

このような会議を経験したことはありませんか?一番偉い人から「何か良いアイディアを出せ!」と言われて、会議室がシーンとなったこと。そのあと、勇気を出して発言しても否定されてしまうケース。

「インスタで拡散して集客すればよいと思います!」と若手のメンバーがアイディアを出し、「そんなの競合他社がやっているから意味がない」とリーダーがダメ出し。「では、既存の顧客にメールで招待するのはどうでしょうか」と他のメンバーが勇気を出してアイディアを出したのに、「それは前回やったから無理」と間髪入れずにリーダー上司が返す…。だんだんと発言数が減り、アイディアが採用されることもないので、次の会議に持ち越されるといったパターンです。

このような進め方では、アイディアを出す人はいなくなります。

弊社ではクライアント企業の会議を総計8000時間以上記録して分析しています。成果が出ていないチームの管理職は、このようなアイディア出し会議をしがちであることは分析結果からわっています。

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