ニトリのインターンシップには3万人近くが参加するそうだ。膨大なコストと手間がかかっている。しかし、参加学生はすぐに社会人になる。そして、家具や寝具をニトリで買うだろう。インターンシップは効率のいいマーケティング投資かもしれない。
2位の三井住友海上火災保険のインターンシップは、グループワークと座談会が多い。若手社員がついているので、学生は親近感を抱いている。
「5日間オンラインでの開催にもかかわらず、社員の方との距離が近く業界理解に十分な機会だと感じた」(文系・早慶クラス)
「学生にとても寄り添ってくれた、グループワークやワークがたくさんあり、就職活動を頑張ろうという気持ちになったインターンシップだった」(文系・中堅私立大)
学生同士の人間関係を醸成
参加学生が仲よくなり、互いに高め合っている。こういうプラスの人間関係が醸成されるところが最大の特徴と言えるだろう。
「4日間密度が濃い時間を過ごせたうえ、参加していた就活生と非常に仲を深められた」(文系・早慶クラス)
「体感ワーク、新規事業立案。グループメンバーといちばん距離が縮まり非常に充実した4日間だった」(文系・旧帝大クラス)
ニトリへのコメントでもフィードバックという単語が目立ったが、三井住友海上でも多い。人事やリクルーターが親身に助言することは好感度を上げるポイントだ。
「座談会が多い。1つの班に1人ずつ内定者がついてフィードバックをしてくれる」(文系・上位私立大)
「フィードバックをたくさんしてくれた」(文系・早慶クラス)
「丁寧なフィードバックが4日間、毎日あった」(文系・旧帝大クラス)
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