「学生からウケがよい」インターンシップTOP10社 2年連続首位のニトリが支持される理由とは

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学生から評価が高いインターンシップを実施する企業の特徴は?(写真: kou/PIXTA)

新卒採用のメインイベントは2つある。1つは、言うまでもなく3月1日からの採用広報の解禁だ。大規模な説明会、個別企業の説明会が実施され、就活サイトからのエントリーが始まり、4月に入ると面接もぐっと多くなる。

もう1つのイベントは、インターンシップ。3年生の夏に始まって翌年まで続き、採用につながることも多い。学生の多くも採用直結型のインターンシップを歓迎している。

このインターンシップが一気に増加したのは、採用選考開始が4年生の8月1日に設定された2016年卒採用からだ。そこまで採用日程を後ろ倒しにできない企業の多くが3年生の夏にサマーインターンシップを開いた。2014年8月のことだ。

以来、8年間、インターンシップが開かれ、プログラムが洗練されてきた。また、昨年は混乱気味に登場したオンラインでのインターンシップだが、今年はオンラインのメリットを生かすインターンシップの評判がいい。

どの企業の評価が高い?

どのような企業のインターンシップが評価されているのかを検証してみたい。何が学生の気持ちを引きつけたのだろうか? 使用するデータは「印象の良かったインターンシップ」の調査結果だ。基となるデータは、HR総研が「楽天みん就」会員対象に、2021年3月と6月に実施した「2022年卒学生の就職活動動向調査」である。

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今回の調査は「インターンシップで印象の良かった企業」を1社挙げてもらう設問だが、この数年で大きな変化がある。まずメガバンク系が消え、生損保系が目立つ。エアライン系の2強であるANAやJALは常連だったが、コロナ禍による業績悪化によって今回の調査では消えた。代わって目立つようになったのは楽天グループ。インターネット関連サービスを展開し、携帯電話事業にも進出、知名度を高めているからだろう。そして、最も目立っているのがニトリだ。

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