米倉涼子「経営者と女優の二刀流」を決意した理由 今も「現状に満足できない」彼女の本音
女優デビュー22年を迎え、女優として確固たる地位を築いている米倉。ドラマや映画、舞台などで幅広く活躍し、アメリカのブロードウェイミュージカル『CHICAGO』では日本人女優として史上初となる3度目の主演を務めるなど、今や海外からも高い評価を受けている。
エンターテインメント界のトップを走り続け、時代を切り開いてきた唯一無二の存在。そんな彼女に、これだけ長く活躍を続けられる秘訣を聞くと、予想もしてなかった答えが返ってきた。
「自分に自信があるわけではなく、むしろ自信がないんです。私は、成功と失敗が常に隣り合わせの人生を送っている」
大門未知子の名セリフ「私、失敗しないので」にも象徴されるように、強い女性を多く演じてきたイメージとは裏腹に、自分に自信がないことを打ち明けてくれた。
女優と経営者の二刀流“私は挑戦する”と決めた理由
「それでも、自分をもっと向上させていきたいという気持ちは強く持っている。まだ、“これで諦めたくない”って想いがあります。よく女優として『成功して幸せだよね』と周りは言ってくれるけど、自分の中では満足していない気持ちが強いですね。悔しい気持ちがエネルギーになっている」
現状に満足していないからこそ、新たに挑戦をしようと思い立つ。挑戦した果てに出会える新しい自分を求めて、米倉涼子は一つの決意を行動に移した。
新型コロナ感染症が世界中に猛威を振るい始めた2020年の春、米倉涼子はデビュー以来所属してきた事務所を離れ、個人事務所「Desafío(デサフィオ)」を設立した。スペイン語で“私は挑戦する”という意味だという。独立し、新しい事にも積極的に挑戦していきたいという想いを会社名に込めている。
今回の決断に対して、どんなビジョンを描いているのか?
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