世界に広がる「欲望の資本主義」の正体【動画】 コロナにすら慣れてしまった人類の顕著な一特性
みなさんは最近の緊急事態宣言が出たとき、行動を変えましたか?
「緊急」に慣れてしまったという方もいらっしゃるかもしれません。
今にも通じるケインズの言葉
実は、およそ100年前、20世紀を代表する経済学者・ケインズがこんな言葉を残しています。
「自己の環境に慣れてしまう能力というものが、人類の顕著な一特性である」
これは現在の世界への皮肉のようにも聞こえるかもしれません。
NHKで異色の経済教養ドキュメントとして知られる「欲望の資本主義」を書籍化した『欲望の資本主義5 格差拡大 社会の深部に亀裂が走る時』の著者・丸山俊一さんが、本書の内容を「コロナ禍という環境に慣れて、立ち止まれない社会、人間の性」に絡めて解き明かした内容の一部を動画にまとめました。
資金繰りが苦しい中小企業を尻目に巨大資本が業績を伸ばす中、企業の「倫理」性やGAFAM、中国経済の行方などを個性的な世界の知性たちと考えた「BS1スペシャル 欲望の資本主義2021秋 特別編『生き残るための倫理』が問われる時」の見どころもお届けします。
東洋経済オンライン編集部長の武政秀明がポイントを解説します。
ぜひご覧ください。
(再生時には音量等にご注意ください)
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