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いったい、美術品の値段は何で決まるのか? 2000万円、3億円、15億円…その違いは

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次は2040万円

マーク・クイン『ミニチュアのヴィーナス』2008年 ブロンズ、金箔 ヤゲオ財団蔵 ⓒMarc Quinn

穏やかな絵とは打って変わって、不思議なポーズをとる金ピカの女性像は、イギリスのマーク・クイン(1964年~)の作品だ。東洋的なヨガのポーズと、西洋的な美の象徴であるスーパーモデルのケイト・モスの体がひとつの像になっている。

「マーク・クインは議論を巻き起こす作品で知られるアーティストです。この作品もそのひとつ。いやらしさを感じるという人もいますが、ポーズ自体はヨガのもの。東洋的なものに理解がない人は単に変なポーズだと思うだろうし、理想の体形を追求する西洋文化を知らない人には、人工的に作られた体にしか見えない。見る人の先入観を映す鏡のような作品です」

表面には金箔が張ってあり、予想市場評価額は2040万円だという。

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【2億0400万円!】

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