人気の「米国株」値上がりしそうな銘柄探すコツ アナリスト語る「日米株二刀流」がオススメの訳

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最近の事例を1つご紹介します。ルルレモン・アスレティカ(LULU)というカナダ発のスポーツファッションブランドがあります。

同社は2006年に日本に1度進出して2年で撤退、その後満を持して2016年4月に東京・原宿、7月に大阪・南船場、翌2017年にはギンザ・シックスにも出店しています。ヨガブームに乗ったことに加え、カラフルでオシャレかつ着心地の良さで人気を集めています。ご存知の方もいるのではないでしょうか。

同社の売上は右肩上がりで、2016年から約5年で株価は5倍(上場初値からは約30倍・最安値からは約145倍)になっています。ルルレモン社の日本での成長に気づいていれば、この上昇をつかむことができたでしょう。

10倍株を仕込みやすい2つのタイミング

成長する日米の企業に、ベストなタイミングで投資することができれば、株価10倍株をつかむことも夢ではないでしょう。では、そのタイミングをどう見計らうのか? ここでは1つのやり方をご紹介しましょう。

個別銘柄の業績や株価は、全体市場や景気の動向に大きく左右されます。いくら有望な銘柄でもリーマン・ショックやコロナ禍では株価が大きく下がり、反対にアベノミクス相場では大きく上がりました。このような景気循環に併せて株式市場全体が安くなったり、高くなったりを繰り返すことを「相場のサイクル」といいます。相場サイクルがどのように動くかを理解すれば、株価が安いときに仕込んで、高いときに売ることができるようになります。

以下に、相場サイクルを踏まえた、10倍株を仕込む2つのタイミングを紹介します。

①リーマン・ショックなど大きな危機による株価暴落時と、底打ちして上昇するタイミング
 ②「不景気の株高」後、株価が横ばい、または再び安値に調整するタイミング

相場が①の状態のときは、企業の業績は悪化します。しかし、足元の景気後退に反して、株価が景気回復に先んじてV字回復する「不景気の株高」が発生します。

皆さんもご記憶があると思いますが、2020年はコロナウイルスの感染拡大で企業業績が悪化する中、株価だけが上がるという、一見不可解な相場が形成されました。これは政府の財政出動などにより市場に大量のマネーが流入することで、先行き期待が改善され、株価が上がったわけですが、この相場を金融相場(不景気の株高)といいます。これを見越して仕込むのが、最初のポイントです。

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