日経平均、8営業日ぶり1万5400円割れ 週末の重要イベント控え、4営業日続落

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 8月5日、東京株式市場で日経平均は4日続落。前日の米株高を受けて朝方は買いが先行し、一時1万5500円を回復したものの、その後は主力株に売りが出て下げに転じた。2011年3月撮影(2014年 ロイター/Issei Kato)

[東京 5日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は4日続落。前日の米株高を受けて朝方は買いが先行し、一時1万5500円を回復したものの、その後は主力株に売りが出て下げに転じた。

軟調な海外株に加え、ドル/円相場も弱含みの展開で上値が重い展開が続いた後、大引けにかけて利益確定売りに押され、終値ベースでは7月24日以来、8営業日ぶりに1万5400円を下回った。

日経平均は154円19銭安の1万5320円31銭できょうの取引を終えた。好業績銘柄を物色する動きが続いた一方、週末にかけて欧州中央銀行(ECB)理事会や日銀金融政策決定会合など重要イベントを控えていることなどが、買い手控えの一因となった。

個別銘柄では、ファーストリテイリング<9983.T>が続落。4日に7月の国内ユニクロ 既存店売上高が前年比4.8%減少したと発表したことが嫌気され、日経平均を約20円押し下げる要因となった。

一方、いすゞ自動車<7202.T>、日野自動車<7205.T>のトラック2社は堅調。2015年2月期連結利益予想の上方修正を4日に発表した米久<2290.T>はストップ高となった。

取引時間中に配当予想の上方修正を発表したヤマハ発動機 <7272.T>は後場一段高となった一方、14年4─6月期の大幅減益決算を発表した大成建設<1801.T>は一時6%を超える下げとなった。

東証1部騰落数は、値上がり325銘柄に対し、値下がりが1381銘柄、変わらずが111銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値      15320.31 -154.19

寄り付き    15506.87

安値/高値   15313.84─15507.32

 

TOPIX<.TOPX>

終値       1263.53 -12.66

寄り付き     1278.45

安値/高値    1263.08─1278.77

 

東証出来高(万株) 220660

東証売買代金(億円) 19894.07

 

 

(長田善行)

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