アップルがiPhone4を発表、お披露目会場に集まった開発者の評価はいかに

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 CPUは、iPadと同じ独自開発のA4を使用。消費電力を抑えた設計でiPhone4では待機状態だとバッテリーが300時間持つという。アップル製品のスムーズな統合化で、電子書籍配信ソフトiBook対応で、ユーザーがすでにiPad など他のアップル製品で電子書籍をダウンロードしている場合は、iphone4にダウンロードしても再度課金されることはないとジョブズは言う。

 また、iOS4には新しい広告配信プラットフォーム「iAd」を装備した。iAdはアプリ内に組み込んで配信する広告で、7月1日から配信を始める。アップルが広告枠の販売と配信管理を行い、広告収益をアップルとアプリ提供者でシェアする仕組みだ。このバナー広告には日産リーフ、ディズニーの映画広告、シャネル、GE、ユニリーバ、米大型家電販売のベストバイ、大手小売業者ターゲットらが広告主となる。
 
 iPhone4は今年9月末までには88の国や地域で販売する予定で、ジョブスはiPhone4が約1億台は売れると見込んでいる。アップルはiPhone4(とiOS4)を武器に、ライバルのグーグルの牙城であるオンライン広告に攻め込んでいく。

会場のソフト開発者たちにiPhone4について尋ねてみた。
 
 エプリルという40歳代女性の開発者は「自分で買うかどうかわからないし、事前にネットで情報が漏れていたから感動はそれほどないわね。最後にジョブズがあの有名な台詞“もう一つあるのだけれど(One more thing)”の後に発表したビデオ電話機能は、もし親戚縁者が遠隔地に離れていたら、使いたくなるかもしれないけれど、別に今はいらない」。

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