アップルがiPhone4を発表、お披露目会場に集まった開発者の評価はいかに


 iPhone向けにフィットネス用のアプリケーションを出しているルシアス・クオック氏は通話時間が4割は向上した「バッテリー時間が延びたのか一番素晴らしい。今まで2、3時間だったのが、7時間は使えるのがすごい。」
 
 同じく開発者のガルシア氏は「一番感心したのはハードの向上だ。使い方によってビデオ会議ができるのがいいね」。
 
 携帯向け不動産情報検索アプリを手掛けている日本のネクスト社のエンジニア、秀野亮氏は「ビデオ会議はドコモが既に日本で売り出したけれど、売れなかったので手を引いたはず」。隣の倉林寛至氏も「技術的に新鮮味はない」と、相槌を打つ。日本のエンジニアはテレビ電話の失敗を身をもって体験しているだけに、「One more thing」には冷めた見方。
 
 北欧からやってきた元ノキアの開発者(匿名希望)は、「アップルは、世界の優れた携帯会社が投入したものの売れずにお蔵入りとなった技術を洗練させ、巧みに市場を開拓する。技術力というより、技術の統合化とマーケティングのパワーが最大の強みだ」と断言する。

ジャイロ機能や、HD録画が気に入ったなど、いろいろな感想を述べあっていた周囲の開発者たちが「それは興味深い」と、匿名希望氏の意見を傾聴していた。
(Ayako Jacobsson =東洋経済オンライン)

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