瀬戸康史語る仕事「1人でやらない、嘘をつかない」 自己開示が苦手だった彼が心を開いたワケ
子どもは元気に育ってくれているだけで儲けものなんだと、この作品は教えてくれました。育休は、そういう当たり前の幸せに気づくことができる大切な期間。
だからこそ、いろいろな方にこの作品を見ていただいて、育休や子育てのこと、仕事と家庭の両立のことなど、一緒に考えてみてほしいです。
新しい自分、見つけられる仕事に挑みたい
『ルパンの娘』(フジテレビ)で父親役を経験はしているものの、「現実的な父親役は初めて。リアリティーのあるお父さんの役をやれるのがうれしかった」とはにかむ瀬戸さん。
今回『男コピーライター、育休をとる。』のオファーをぜひお受けしたいと思ったのも、これまで見たことのない自分に出会えそうだったからです。
作品の中で子育てに四苦八苦する瀬戸さんの姿は、きっと新鮮に映ることだろう。これまでのイメージと違う役に挑戦すればさまざまな評価がついてくるはずだが、瀬戸さんは「人の評価はあまり気にしない」とフラットだ。
働くモチベーションを他者からの承認や評価に委ねてしまう人は多い。瀬戸康史のモチベーションを満たすものが自分への評価ではないのなら、それに代わるものは何だろうか。
俳優は、あくまで作品のパーツの一つに過ぎない。「一人でやらない」がポリシーの瀬戸さんらしいモチベーション維持の方法だ。

















