在宅勤務に最適「スタンディングデスク」のすすめ 「作業環境」を変えれば集中力は劇的に上がる
「スタンディングデスク」は主に「固定」「手動」「電動」の3種類に分けられます。
以下、ご説明していきましょう。
固定スタンディングデスク
まず固定。これは純粋に「背が高い」というだけのデスクです。値段が安く1万円前後で買えますが、ただ正直、僕はあまりオススメしません。
なぜなら作業中に「高さを変えたい」と思うことが多々あるからです。足が疲れたときに座って作業をする、そしてまたダレてきたな……と思ったら、立って作業をする。そんなふうに、タイミングと気分によって変えられるほうがベターです。僕も、最初は価格の安さから固定のスタンディングデスクを購入しましたが、すぐに手放してしまいました。
手動スタンディングデスク
そして手動。おそらく2万〜3万円前後で購入できると思います。オフィスで使うイスは空気圧によって高さを変えられますね。あれと同じ仕組みで、レバーを引いて、体重をかけたり、少し上に引っ張ったりすることによって高さが変えられます。
価格がリーズナブルな点がオススメですが、ただ、電動のものに比べて高さの変更に手間がかかることと、また商品によっては「高い位置」があまり高くなく、そのため背の高い人や「もう少しだけ高くしたい」という人には不向きかもしれません。
「高さの上限」というのはとても重要です。大は小を兼ねる、とも言いますが、高いに越したことはありません。
まっすぐに立ち、腕を真下に下ろしてみて下さい。そのときの床からヒジまでの高さを測ってみて下さい。できればそれよりも高くなるスタンディングデスクがオススメです。
電動スタンディングデスク
そして電動。こちらがいちばんオススメです。電動ゆえに簡単に高さが変えられますし、また「高さの上限」が高く設定されていることが多いので、ある程度自由が利きます。また電動のものほど作りがシッカリしていることが多いので、ガタガタと揺れにくくなります。スタンディングデスクは脚が長いため、普通のデスクよりガタガタと揺れてしまうこともあります。そうなると集中しづらくなるため、ガッチリした作りのものであるに越したことはありません。
高いものを見るとキリがありませんが、FlexiSpotというメーカーの「スタンディングデスク 電動昇降式」(天板別売)は総額4万〜6万円前後で購入できて、電動デスクの中ではリーズナブルだと思います。
ちなみにネットなどで検索する場合、「スタンディングデスク」ではなく「電動デスク」で検索するといいと思います。
繰り返しますが、いきなり購入するのではなく、冒頭で紹介した“疑似デスク”で試してみてから購入するのをオススメします。