ひろゆきが「ひたすらパクり続けて」と言うワケ 他人の成功話=おトク情報として利用しよう

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「うまくいっている人のやり方をひたすらパクり続けてください」と言うひろゆきさん(撮影:中野エディット)
巷では空前の「独学」ブーム。「そこかしこにはびこるウソにダマされないで上手に生きていくには、意外と独学の力が使えるということがわかると思いますよ」と語るのは、「2ちゃんねる(現5ちゃんねる)」の設立者で、現在は多数の企業に携わる「ひろゆき」こと西村博之さん。
プログラミングや外国語を独学で習得した経験を持ち、「独学にパクリは不可欠」とアドバイスするひろゆきさんの最新刊『無敵の独学術』より一部抜粋、再構成し、お届けします。

パクリのすすめ

社会に出てそこそこやっていけるという人は、やるべき道筋を真似するのがうまいというだけのこと。

うまくいっている人のやり方をひたすらパクり続けてください。
その100パーセントのパクリにプラスアルファを少し足すだけで、けっこう世の中で勝てたりするのです。

「人の真似をして生きるのってむなしくないですか?」と聞かれたりもします。

そういうことを言ってくる人も、自ら、誰かがつくった日本語という言語を真似して話しているわけです。本当に真似がイヤなのであれば、日本語を使わないで生きてみるのがいいんじゃないかと思ってしまいます。

そもそも、うまくやっている人の方法をパクることなしに、独学なんてものは不可能です。

プログラミングに限らず、料理だろうとなんだろうと、世の中のあらゆるものは真似し真似されていくのが当たり前です。わざわざ「卵かけご飯は俺が発明した!」と言う人は、たぶん世の中にはいないと思います。

たとえば、「リバーシ」というゲームがあります。

このゲーム、「コマ」の色が白黒ではなくて赤と黒になっているだけで、その内容はどう見ても「オセロ」なわけですが、オセロという名前は権利で保護されているから、その名前さえ使わなければいい、と。
「数独」と「ナンプレ」でも同じことがいえます。

ゲームの仕組み自体は、誰もが思いついてしまうから、権利で独占させるのは難しいのだと思います。絵や音楽はパクったらさすがに負けますが、ゲームの仕組みは、仕組みというだけですからパクれてしまうのです。

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