ひろゆき感動「難病61歳の人生サイボーグ化計画」 ALSになったら僕も「ネオヒューマン」をマネる

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VR(バーチャルリアリティー)やAR(拡張現実)でコミュニケーションする時代が来るのも、時間の問題だと思います。

僕は5年前からずっとリモートをやっていましたが、最近、コロナ禍の影響で、みなさんリモートでも問題ないし、便利だということをようやくわかったと思うんです。

オンラインでは、相手に直接触れることはできませんが、コミュニケーションをとるという点においては、いまでもLINEやSNSなどを使っているわけですし、僕はそれで充分なんじゃないかなとも思っています。

「僕が高精細なアバターでも、誰も気づかない」

もちろん、恋愛をする、子ども作るということは、リアルでなければできないことなので、リアルが大事だということはわかります。でも、コミュニケーションをオンラインにして、効率よくすることで、リアルな時間が濃密になるとも言えます。

例えば、新幹線に乗って1日かけて出張するという仕事を、自宅でZoomで済ませれば、あとは彼女とだらだら過ごして、より濃密なコミュニケーションをとることもできますよね。取捨選択できるようになるわけです。

僕はいま、フランスでオンラインで話していますが、おそらく、日本にいる人は、僕のことを、画面に映った上半身の画角として認識していると思うんです。

そこで、僕がもし足が動かず、人工心肺につながってサイボーグ化していたとしても、映さなければわからないと思います。映像を送信しているだけですから、ものすごく高精細な、僕のようなアバターを作り、僕のような声でしゃべっていれば、気がつかない人がほとんどなんじゃないかとも思います。

ですから、ピーターさんが、自分が動けなくなってもオンラインにつないでコミュニケーションをとるというのは、まあ当然そうなるよねという感じです。

話すとなるとすべてを言葉にしなければなりませんが、例えばLINEスタンプなどは、ひとつ送ればその意図が伝わったりもします。すると、人間の声を出すとか、1文字ずつ文字を書くということよりも、効率のいいコミュニケーションができると言えるわけです。

PC画面では、チャット窓をたくさん開いておいて、複数の人と同時に、それぞれ個別にチャットすることもできます。リアルだと、そういうコミュニケーションはできません。

いまは手指を動かすことでコミュニケーションをとっています。ピーターさんは、それを視線を動かすことでやっています。そのうちに、脳波でコントロールすることもできるようになると僕は思いますから、手が2本しかない人間に比べて、肉体のない人のほうが、もっと複数のコミュニケーションを同時にとることができるようになるのではないかとも思っています。

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