「事業仕分け」の力 枝野幸男著

「事業仕分け」の力 枝野幸男著

国の債務残高は2010年3月末で882兆円。1円たりとも税金の無駄遣いが許されないのは明らかだ。そこで政府は、昨年の11月から行政刷新会議による「事業仕分け」を始めた。

事業仕分けとは、国が行っている事業で無駄なものはないかを、公開の場で外部の視点を交えながら要不要などに仕分けしていく作業のこと。その結果、予算の無駄が多数明らかになった。

本書は、事業仕分けの意義と仕組みを、現役の行政刷新担当相である著者が解説したもの。公開で仕分けることによって、国民が税金の使われ方に関心を持つだけでも意義があったと説く。やり取りのドキュメントが問題の深刻さを物語る。

集英社新書 735円

  

ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • ソロモンの時代―結婚しない人々の実像―
  • 今見るべきネット配信番組
  • コロナ後を生き抜く
  • 晩婚さんいらっしゃい!
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
地銀 最終局面<br>首相が追い込む崖っぷち

遅々として進まなかった地銀再編。しかし菅義偉首相は明確に踏み込みました。全国の地銀はどう動くのか、現状を徹底取材。今後起こりうる地銀再編を大胆予測。さらにビジネスモデルや行員の働き方にも注目し、地銀が生き残る道について探りました。

東洋経済education×ICT