大ヒット「ウマ娘」から読むスマホゲームの勝ち筋 サイバーエージェントが絶好調な理由がわかる

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東洋経済新報社の記者・編集者が、SBI証券のチーフストラテジストの北野一氏とともにマーケットを展望する月1回の動画連載「Monthly TREND REPORT」。第19回後編のテーマは、「スマホゲームとネット広告の勝ち筋」。東洋経済の長瀧菜摘記者が解説します(詳しくは動画をご覧ください)。
前編:株式市場が注視する「米金利」まだまだ上がる根拠

サイバーエージェントが子会社で手がけたスマートフォンゲーム『ウマ娘 プリティーダービー』が空前の大ヒットを記録している。実在する、あるいは実在した競走馬たちを美少女に見立てて、自分なりに育成できるこのゲーム、サイバーエージェントが4月末に発表した第2四半期決算でも、収益への貢献の大きさが際立った。

上の画像をクリックするとSBI証券「Monthly TREND REPORT」のページにジャンプします

ただ、「スマホゲームはそんなに簡単なビジネスではない。少し前の時代には、スマホゲームが大当たりして大化けした企業がたくさんあった。でも、今はそれが難しくなってきた」と東洋経済記者の長瀧氏は話す。

理由の1つは、スマホ端末技術の進化だ。画面上で表現できる動画の「リッチさ」はどんどん上がっている。作り手はゲームとしての面白さとともにグラフィックスの面でも優れたものを作らなければ、もはや他社と差別化できない。

「開発期間も費用も、以前より膨大にかかるようになったが、当たるかどうかはリリースしてみないとわからない」(長瀧氏)。外れたときのダメージが大きいビジネスになりつつあるのだ。

では、サイバーエージェントはどうやって『ウマ娘』をヒットさせたのか。また、サイバーエージェントの業績を牽引するもう1つの事業、ネット広告の動向はどうなっているのか。詳しくは動画をご覧ください。

東洋経済 会社四季報センター
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