人気再燃「ゴルフ」初心者悩ますクラブ購入のコツ コロナ禍と松山効果で盛況、サブスクも登場

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では「クラブを買う前に試せないか」と思っている方へ。試打ができるショップは増えてきたが、広い練習場やできれば芝の上で打ってみたい。練習場のマットと芝では大きな違いがある。

春モデルの中に国内のゴルフ用品総合メーカーの1つ、キャスコが新ドライバーの発売を記念して、主力の「UFO by POWER TORNADO」シリーズのレンタルキャンペーンを開始した。

キャスコのホームページ(HP)内の試打クラブレンタルページから申し込むことができ、レンタル期間は3泊4日で3300円(税込み、往復送料込み)。貸し出し上限はウッド、単品アイアン、ウェッジは3本までで、その中に「UFO by POWER TORNADO」シリーズから1本以上含めれば、ボールkascoAce(キャスコエース)を1スリーブ(3個)プレゼントする。キャンペーンは6月30日出荷分までとなる。

キャスコ営業企画部の渡部洋士氏は「これまでは新製品の試打用として、既存のゴルファーが数日借りてコースへ、という流れでしたが、新規プレーヤーのためというのもありかなと思います。クラブを認知してもらうためにイベントを開いてきたコストの削減にもつながる」と話す。

さまざななメーカーのクラブを試せるサービスも

こうしたクラブレンタルは各メーカーでも行っているが、さまざまなメーカーのクラブを試せるサービスを提供しているのが「プロツアー・スポーツクラブステーション」だ。

クラブステーションでは、国内外23メーカーの委託を受けてクラブをレンタルしており、月間2500~3000件の需要がある。平裕子事業部課長は「クラブを買う前に打ってみたいという方は全国にいます。新しいクラブが出るたびにレンタルする人もいます。新規ゴルファーかどうかは把握できませんが、新規登録は増え、コロナ禍で女性の比率が1:9から3:7ぐらいまで増えている」と言う。

メーカーごとのレンタルサービスだとそのメーカーのものしか借りられないが、クラブステーションでは「いくつかのメーカーのクラブを借りて打ち比べできる」(平課長)のがメリットになる。HPから申し込める。何を買おうか迷っている場合は、こうした「レンタル」をネットで探して、実際に打ってみてから購入する方法がある。

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