人気再燃「ゴルフ」初心者悩ますクラブ購入のコツ

コロナ禍と松山効果で盛況、サブスクも登場

まず「クラブを買おう」と思っている方へ。春モデルの各社発売リリースが筆者にも来るのだが、その中でちょっとびっくりしたのが、本間ゴルフが3月中旬に発売したドライバーからパターまでの10本セット「HONMA D1 オールインワンセット」だった。

本間ゴルフは高級、上級者向けのブランドとしてのイメージが定着している。1959年創業の国産クラブのパイオニア的存在(現在は中国資本)で、安倍晋三前首相が来日したトランプ前アメリカ大統領に贈ったクラブのメーカーでもある。「安価」のイメージがあるセット販売は聞いたことがなく、しかも10万7800円(税込み)という価格にまたびっくり。従来の本間ゴルフのおよそドライバー1本分の価格だ。

新たな購買層の開拓を狙う

本間ゴルフのマーケティング企画部AD&PR担当の山本裕士氏は「セットで販売するのは初めてです」と言う。「ゴルフを始める方が若年層を含めて増えてきています。新しいターゲット層として、初心者用のセットをつくろう、ということになりました」(山本氏)。同社の持つ技術で一から初心者を意識して製作し「中級者まで使えるクラブ」に仕上げたという。

また「上級、高いというイメージを払しょくしたい、という気持ちもあります」(山本氏)と、新たな購買層開拓の意図がみえる。まだデータはないが「直営店に行った時に、今までとは違うお客さんがきて、すぐ売れたと聞きます」と「あの本間が」という反響も徐々に出ているのだろう。

主要メーカーのセットでは、メーカーでセットにしたものもあるが、既存のクラブを集めてセットにして販売しているケースも多い。本間のように「一から作った初心者用セット」は、今後の流れの1つになるだろうか。

クラブを買おうという人にとっては予算が最重要。ネットなどを見ると、初心者用などはハーフセット(7~8本)で3万円台ぐらいからある。価格としてはいいが、腕が上がってくると「もっといいクラブを打ってみたい」と思うようにもなる。そうなると、買い替えとなる。

そうしたクラブを最初に選ぶか、少し高いが本間などトップメーカーのものを選ぶかは、今後への考え方なので、一概には言えない。クラブを買う場合は、どのぐらいやるか、継続できるか、などを加味して買わないと、宝の持ち腐れになる。

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