隠れた酒どころ埼玉「秩父」飲み歩きたい名酒3選 世界に誇る「イチローズモルト」の蒸留所も

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「海外では、大手ワイナリーでこうしたワインは製造されていて、最近注目を集める熟成方法でもあります。

(写真:OCEANS)

ただ、ウイスキー熟成後の樽を手に入れるのはとても大変で、日本でもなかなか手に入らない。近くにイチローズモルトの蒸留所があるこの土地だからこそ、完成したワインといえますね」

秩父の酒の作り手たちが手を取り合うことで、新たな旨い酒が生まれる。それも、多様な酒を造る酒どころとしての魅力といえるだろう。

[スポット詳細]
兎田ワイナリー
住所:埼玉県秩父市下吉田3720
電話番号:0494-26-7173
https://chichibu-ff.com

秩父では今、クラフトビールが面白い!

いまや全国各地で造られるようになったクラフトビール。

(写真:OCEANS)

秩父にも2017年にクラフトビールブランド「秩父麦酒」が誕生し、注目を集めている。

そんな秩父麦酒のビールをタップで常時約10種類用意するのが、クラフトビール専門店「まほろバル」。

「秩父麦酒の醸造所では、年間40種類ほどのクラフトビールを醸造しています。どれが飲めるかはその時季のお楽しみですが、秩父でしか飲めない面白いビールもありますよ」とまほろバルのオーナー、坪内純二さんは言う。

(写真:OCEANS)

その言葉どおり、ラインナップを聞くと“味噌ポテト”や“宇治金時かき氷”など、ビールらしからぬ驚きの名が挙がる。そう、秩父のご当地グルメをイメージしたビールがあるのだ。

名前から判断するとやや攻めすぎな気もするが、いざ味わうと、さらに驚くことになる(いい意味で)。

3種類のクラフトビールを少しずつ楽しむことができる「飲み比べセット3種」。990円/まほろバル 0494-26-7303(写真:OCEANS)

例えば「しろくまレベル8 宇治ミルク金時ver.」は、確かに宇治金時かき氷の小豆の風味を感じるのだが、味わいは超ドライ。よくあるフレーバービールのように甘ったるくはなく、ビール本来の華やかなホップの香りもするから面白い。

「ビールを醸造するときの煮沸工程で、ホップを加えると同時に小豆を一緒に入れているので小豆の味がするドライなビールになると、秩父麦酒の社長から聞いています」

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