新社会人に「ゆとり世代」の自覚あり--人事担当者からの評価は高い

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「『昨年よりもいい人材を採用できた』」とコメントする人事担当者は多く、特徴として「素直」「吸収力が高い」「言われたことを守る」などが挙げられている。

あいさつや名刺交換などビジネスマナーの研修では、「前年の新入社員よりものみ込みが早く、そつなくこなす」という。

ある企業では、中堅社員と一緒にゲーム形式のビジネスモデル研修をしたところ、新入社員の方が成績が良かったということもあった。厳しい就職戦線をくぐり抜けて、やっと就職できただけに、きちんと仕事をしようとの意欲があるようだ。

しかし、問題はこれから。「ゆとり世代は積極性に乏しく、自ら挑戦しようという意欲はあまりない」(レジェンダ)。

実際の仕事の現場で、理不尽なことに直面した時にどうなるのか?

「習うよりも慣れろは無理」なゆとり世代を今後もフォローしていく研修が必要かもしれない。

(東洋経済HRオンライン編集部:田宮寛之)

調査概要
調査対象2010年4月に入社した新社会人1,417 名(男性818名、女性599名)
調査方法インターネットによる調査(当社アンケートWeb サイトより回答)
調査期間2010年4月10日(土)~4月15日(木)
有効回答数477名(男性 265名、女性 212名)

人事・労務が企業を変える 東洋経済HRオンライン

 

 

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