外国人が語る東京の「鉄道表記」難しすぎる問題

快特?準急?特急?何が何だかわからない

京急よ、君の難易度は外国人にとって非常に高い(写真:PIXTA)

皆さんこんにちは。4月からの新年度、コロナ禍とは言え東京での生活を新たにスタートさせた方もいらっしゃることでしょう。私も初めて日本に来た高校生のころを思い出します。美しい日本の風景、親切な人たち。しかし、さまざまな不可解なものに戸惑った経験も強い印象として記憶に残っています。

どれに乗るのが一番早いのかわからない

その最たるものが鉄道、特に東京の鉄道の表記です。

「急行」「特急」「快速」「快速特急」「特別快速「通勤快速」「準急」「普通」「各駅停車」。さて、いったいどれに乗るのが一番早いか、東京以外にお住いの皆さんわかりますか?

鉄道の種類、当然ですが公共交通機関なので親切な英語がこれらにはあてられています。

「Express」「Limited express」「Rapid」「Rapid limited express」「Special rapid」「Commute rapid」「Semi express」「Local」

こんなところでしょうか。ただ、英語にしてくれたのはありがたいのですが、これがかえってわかりにくく、外国人にとって東京は目的地まで快適に自分を運んでくれる列車に乗るのはかなり難易度が高い都市なのです。今回ちょっとこの問題について書いてみたいと思います。

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まず、特急(特別急行)にLimitedと最初に付けた人に文句を言いたいです。「ちょっと責任者出てこーい」と言いたいです(当社の広報担当によると、人生幸朗という昔の関西芸人のネタで絶対にウケるからこれを書けといわれたのですが、どうも怪しいです)。マニアックな芸人の話は置いておき、「Limited」の語感には「制限された」というニュアンスがあるということは日本人の方にも同意いただけると思います。海外の人はおっとLimitedか、次の急行を待ったほうが目的地に早く着くぞ、という勘違いをしてしまいます。

英語の語感ですと「Express(急行)」は例えば「オリエント急行」のようにかなり長距離を走る列車というイメージです。

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